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シスアド:(開発環境-1)Dockerのインストール

手始めに、Docker Desktopを開発環境へとインストールします。

Docker DesktopやDocker CEがインストールされていればこの手順は飛ばして、次に進みましょう。

1. Dockerがインストールされているか確認

すでにDocker DesktopもしくはDocker CEがインストールされていればこの手順は不要です。
以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行し、Dockerがインストールされているかご確認ください。

bash
docker -v

インストールされていれば、以下のような表示となります。(未インストールの場合はエラーが表示されます)

bash
# ▼ 期待する出力 ▼  
# Docker version 27.4.0, build bde2b89

2. WSL2の有効化

続いて、Docker Desktopを使用するためにWSL2を有効化します。
WSLはWindows Subsystem for Linuxの略で、Windows上でLinuxを動かすための機能です。

以下の手順に沿って、WSL2を有効化してください。

2.1 CMDを管理者権限で起動

スタートメニューからコマンドプロンプトを検索し、右クリックして管理者として実行を選択します。

2.2 WSLの有効化

以下のコマンドを実行して、WSLを有効化します。

bash
wsl --install

2.3 WSL2の有効化

念のため、WSL2を明示的に有効化します。

bash
wsl --set-default-version 2

エラーが表示されたときは...

WSL2の有効化時に、カーネル関連のエラーが表示される場合があります。
その場合は、以下のリンク先の手順に従ってカーネルの更新を行ってください。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual#step-4---download-the-linux-kernel-update-package

2.4 WSL2のディストリビューションをインストール

最後に、UbuntuをWSL2にインストールします。

  1. Microsoft Storeを、スタートメニューから開きます。
  2. 検索バーにUbuntuと入力し、Ubuntu 24.04 LTSを選択します。
  3. インストールをクリックして、Ubuntuをインストールします。

3. Docker Desktopのダウンロード

Dockerがインストールされていなければ、以下のリンクからDocker Desktopをダウンロードしてください。
Download Docker Desktopをクリックし、ダウンロードを開始します。

Docker Desktopのホームページ

※ リンクが切れている時は、公式サイトから最新のリンクを探してください。

4. Docker Desktopのインストール

ダウンロードが完了したら、インストーラDocker Desktop Installer.exeを起動してDocker Desktopをインストールします。

インストーラーの設定は、デフォルトのままで問題ありません。途中でAdd shortcut to desktopを選択するとデスクトップへショートカットが作成され便利です。

5. Docker Desktopの起動

インストールが完了したら、Docker Desktopを起動してください。
デスクトップにショートカットが作成されている場合は、そこから起動できます。

Docker Desktopが起動でき、Engine Runningと表示されればインストール完了です。

Docker Hubへログインが求められる事がありますが、任意です。

Docker Desktopを起動すると、Docker Hubへのログインが求められることがあります。
ただし、任意項目ですのでスキップしても問題ありません。

以上で、Docker Desktopのインストールが完了しました。
続いてNode.jsのインストールを行ってください。