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シスアド:(開発環境-7)バックエンドの.envや環境に合わせたファイルの準備
続いて、ダウンロードしてきたレポジトリから.envファイルを作成します。
1. .envファイルの作成
.envのひな形として、.env.sampleをコピーして.envを作成します。
cmd
cd (プロジェクトのディレクトリ)¥hamachi-api
copy .env.sample .env※ プロジェクトのディレクトリは、hamachi-apiディレクトリでC:\Users\(ユーザー名)\Documents\hamachi-app\hamachi-apiのような場所です。
2. .envファイルの編集
.envファイルを編集して、環境に合わせた設定を行います。
vscodeなどのエディタで.envファイルを開いて、各項目を調整します。
ここに指定した値を元に、データベースやアプリの初期化を行います。
| 要変更 | 項目 | 設定例 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 〇 | POSTGRES_USER | pguser | データベースのユーザー名。任意の適当な値を指定する。 |
| 〇 | POSTGRES_PASSWORD | password | データベースのパスワード。任意の適当な値を指定する。 パスワードになるため、強固なパスワードを設定する。 |
| -- | POSTGRES_DB | hamachi_base | データベース名。変えたければ変えてください。 |
| 〇 | PGADMIN_EMAIL | user@example.com | pgAdminのログイン用メールアドレス。一応メールアドレス形式のもの(例:test@example.jpなど)を指定する。 |
| 〇 | PGADMIN_PASSWORD | password | pgAdminのログイン用パスワード。任意の適当な値を指定する。 パスワードになるため、強固なパスワードを設定する。 |
| -- | DEBUG | Yes | デバッグモードを有効にするかどうか。Yesで有効になります。ただし、現行システムではこの設定は無視されます。互換性のために残しているだけです。 |
| 〇 | FASTAPI_JWT | secret | APIキーのシークレットキーを指定します。 任意の値が指定できますが、強固な値を指定すること!! |
| 〇 | GEMINI_API_KEY | api_key | Gemini APIのAPIキーを指定します。 GeminiのAPIキーを取得して指定してください。 使いどころは今後説明します。 |
| 〇 | HCAPTCHA_SECRET | secret | hCaptchaのシークレットキーを指定します。 hCaptchaのシークレットキーを取得して指定してください。 使いどころは今後説明します。 |
| × | PGA_HOSTNAME | pga.localhost | 開発環境では、変更不要です。 |
| × | API_HOSTNAME | api.localhost | 開発環境では、変更不要です。 |
| 〇 | CF_TUNNEL | api_key | Cloudflare TunnelのAPIキーを指定します。 CloudflareのAPIキーを取得して指定してください。 使いどころは今後説明します。 |
3. .envファイルの保存
.envファイルを保存して、環境に合わせた設定を反映させます。
以上で.envファイルの作成と編集が完了しました。 次は、Dockerでコンテナのビルドを行います。